古へも人の憂ひはつまびらかに伝ふならずとひとり思へり 吉田正俊 東京の街のうれひの流るるや隅田の川は灰色に行く 岡本かの子*隅田川の灰色の川面と東京の街の憂いは素直につながる。 いつまでも心熟れずて年々に憂ひを置きにくる山の宿 竹村紀年子*山の…
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