天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2020-02-21から1日間の記事一覧

身体の部分を詠むー足(7/8)

くるぶしの突起をなでて夜半を居りこれは骨、いづれただのしら骨 高野公彦 青年の腓(ふくらはぎ)細く去り行けば生は黎明のごとく至らん 前田 透*下句が分かりにくい。「生」とは作者の「生」であろうから、青年が立ち去ったあと、生き甲斐を感じた、という…