天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2020-03-15から1日間の記事一覧

日本を詠む(2/2)

日本脱出したし 皇帝ペンギンも皇帝ペンギン飼育係りも 塚本邦雄 マッチ擦るつかの間海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや 寺山修司 流氷の来る季(とき)北へ帰るもの祖国持たぬはむしろすがしく 清原日出夫 うら若き青春の日を日本に小学教師なせるわれは…