天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2020-04-04から1日間の記事一覧

蕪村俳句と比喩―暗喩(隠喩)(4/5)

心太(ところてん)さかしまに銀河三千尺*ところてんを啜り上げる時の豪快さを大げさに比喩した。 いな妻や八丈(はちぢやう)かけてきくた摺(ずり)*きくた摺: 福島県菊多特産の小紋の稲妻模様で、八丈縞の一種。前書きに「かな河浦にて」とある。神奈川沖か…