いくばくの貸借ごとの記しある父の墨書は胸に沁むなり 鹿児島寿蔵 もろもろのかけらうち捨てある藪ゆ福熊手ひとつ父は拾ひ来 犬飼志げの 籐(とう)の椅子据ゑて牡丹を眺めゐる或る日の父の肩しづかなり 太田青丘 父と子がひとつ炬燵(こたつ)に讀む童話黄金(き…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。