花の色定かに見えぬと言う母の車椅子押す合歓の花まで 佐藤洋子 我を生みし母の骨片冷えをらむとほき一墓下(いちぼか)一壺中(いちこちゆう)にて 高野公彦 停まる度に駅の名を問ふ母の掌にくれなゐ薄き鱒鮨を載す 志野暁子*鱒鮨: 富山県の郷土料理で、駅弁…
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