駈けてくる吾子抱きとめむこの胸は凪ぎつつ港とならねばならぬ 高尾文子 癇の虫封じ終りて戻る道ぴつたりと頬つけし背の子はぬくし 湯沢千代 あたたかき息して眠る吾子二人 月下に青梅ぎっしり実る 上田 明 子を死なしめしけだものに似る悲しみを押しこらへ…
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