天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2020-06-02から1日間の記事一覧

友を詠む(3/7)

酒飲めば酔ひてたのしくなる友にひとり飲ましめ我は飯食ふ 窪田空穂 凩(こがらし)を聴きておもふはすでに亡き友啄木がありし日のこと 吉井 勇 よき友にたより吾がせむこの庭の野菊の花ははや咲きにけり 古泉千樫 友がみなわれよりえらく見ゆる日よ花を買ひ来…