天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2020-06-03から1日間の記事一覧

友を詠む(4/7)

貧生涯ただいちにんの侶たりき吾妻のいのち死なしめざらむ 坪野哲久*吾妻とは6歳上の歌人・山田あきのこと。 戦争に君を死なしめざらむとす友の多くが今夜(こよひ)つどふも 高田浪吉 歯ぎしりの時期を糧ともなしながら得し友遂に去りゆきし友 水野昌雄 心弱…