天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2020-06-08から1日間の記事一覧

卯の花(2/4)

わがやどのかきねや春を隔つらむ夏来にけりと見ゆる卯の花 拾遺集・源 順*「我が家の庭の垣根は今ちょうど春を分け隔てているのだろう。夏が来たよと生垣の卯の花が教えてくれているように見える。」 山がつのかきねに咲ける卯の花はたがしろたへの衣かけし…