天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2020-07-22から1日間の記事一覧

食のうたー魚介(1/7)

鰻については過去のブログで多く取り上げているので、このシリーズでは省略する。 沖方(おきへ)行き辺に行き今や妹がためわが漁(すなど)れる藻臥(もふし) 束(つか)鮒(ふな) 万葉集・高安王 *この歌は高安王が裹(くづつ)(わら・糸などで編んだ袋)でつつん…