天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2020-07-25から1日間の記事一覧

食のうたー魚介(4/7)

河豚くうていのち死なまし海棠(かいだう)に春うつくしく雨のふる日や 太田水穂 *作者は、《アララギ》の万葉調,写生主義に対抗して,蕉風俳諧の精神を歌に移し,象徴主義を作歌の根本とすることを唱えた。 覇県警備に静かなる夜は送り来し烏賊を焼きつつ兵…