妻が編む毛糸の金の光る夜をともしに居れば巣の如き家 田谷 鋭 ここにまた家は建ちゐてかつがつに生くるのみなる心は疼く 田谷 鋭 家のもつ重さのゆえに死ぬなりと死にゆく母は遂に知らざりき 川口常孝 *上句の認識は作者のもの。母はそのようには思ってい…
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