かたはらにおく幻の椅子一つあくがれて待つ夜もなし今は 大西民子*十年間の別居後に離婚した作者には、未練があったのだ。 状況のかの欠落に降りたまる雪ありて青年の去りし夜の椅子 馬場あき子*青年が座っていた椅子を見ていて、上句を想ったのだろう。そ…
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