白い手紙がとどいて明日は春となるうすいがらすも磨いて待たう 斎藤 史 *作者の代表歌の一首。 きざし来る猜疑を秘めて書く手紙明るき雨と書きつつ脆し 大西民子 声しぼる蝉は背後に翳りつつ鎮石(しづし)のごとく手紙もちゆく 山中智恵子 *鎮石の由来は、…
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