天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2020-11-08から1日間の記事一覧

あの世のこと(2/6)

いかでいかで恋ふる心を慰めてのちの世までのものを思はじ 拾遺集・大中臣能宣 よしさらば後の世とだに頼めおけつらさに堪へぬ身ともこそなれ 新古今集・藤原俊成 *藤原俊成が、妻(藤原定家の母)になることになる美福門院加賀 に贈った歌。 「よし、それ…