天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2020-11-18から1日間の記事一覧

この世のこと(6/16)

終りなくまして初めなど無きものを人のこの世に降る雪を見る 大河原惇行 *上句は、作者の世界観(宇宙観)であろう。 コスモスのほそく群れさく陽のなかでこの世のふしぎな時間と言えり 永田 紅 つばなの野あまりあかるく光るゆゑこの世の伴侶はだれにても…