天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2020-12-03から1日間の記事一覧

音楽を詠む(1/3)

楽器の歌については、過去にすでに取り上げたので、ここではいくつかの音楽の形態について詠んだものをとりあげる。 聞く人のなげぶしの唱歌にも浪あらじとはよき小歌ゆゑ 戸田茂睡 *なげぶし: 江戸時代の三味線伴奏の流行歌。最後の旋律を投げるように歌…