天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2020-12-14から1日間の記事一覧

虫のうた(1/5)

ここでは、単に虫と詠まれた歌を見てみる。なに虫と書かれていない、具体名のない場合である。昆虫を想定することが多い。微小な生命の象徴として詠まれる。 語源は「むす(生)」の連用形名詞。土や水の中から自然に生まれてくるのが「むし」と考えた(語源…