黄葉に間ある木の葉を蝕める虫をひそかに鳥がきて食む 筒井早苗 授かりし命と思へ石仏を日がな這ひゐる虫は小さく 酒井京子 *上の初句二句は自分への言い聞かせである。 永遠といふ地点まで這ひゆくか薔薇より落ちし十ミリの虫 木村光子 *上句に作者の情念…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。