木の葉なき空しき枝に年暮れてまた芽ぐむべき春ぞ近づく 玉葉集・京極為兼 かづらきや雲を木(こ)高(だか)み雪しろし哀(あはれ)と思ふ年の暮かな 金槐集・源 実朝 *かづらき: 葛城。奈良県中西部、葛城山東麓一帯の呼称。 しづかなる心をもちてわびずみの師…
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