天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2020-12-25から1日間の記事一覧

感情を詠むー「忍ぶ」(1/4)

「忍ぶ」は心のうちにひそめて、こらえるあるいはがまんするの意味。さらには人目につかないように感情を抑えることをいう。古典和歌には多く詠まれているが、現代短歌では極めて少ない。 辱(はぢ)を忍び辱を黙(もだ)して事も無くもの言はぬ先にわれは依りな…