天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2020-12-30から1日間の記事一覧

罪を詠む(2/3)

古典和歌では、罪を詠んだのは僧侶に多く、釋教歌になっている。 繰返しわが身のとがを求むれば君もなき世にめぐるなりけり 行尊 *「繰り返し我が身の罪業を探し求めると、それは君の亡くなった世にいつまでも生き長らえていることであった。」 行尊: 平安…