天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-02-27から1日間の記事一覧

心を詠む(6/20)

つらしとはおもふものから恋しきは我にかなはぬ心なりけり 拾遺集・読人しらず *「あの人は薄情だと思うのに、恋しい思いは、わが心ではない感情だったことよ。」自制できない恋心を詠んだ。 かずならぬ身は心だになからなむ思ひ知らずば怨みざるべく 拾遺…