天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-02-28から1日間の記事一覧

心を詠む(7/20)

心にもあらでうき世にながらへば恋しかるべき夜半の月かな 後拾遺集・三条天皇 *「心ならずもこの世に生き永らえたなら、いつか恋しく思い出すに違いない――そんな月夜であるよ。」 百人一首にあるので有名。 心をばとどめてこそは帰りつれあやしや何のくれ…