天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-03-25から1日間の記事一覧

命の歌(2/17)

中臣(なかとみ)の太祝詞(ふとのりとごと)言ひ祓へ贖(あか)ふ命も誰がために汝(なれ) 万葉集・大伴家持 *一首目の意味は、「中臣氏に伝わる太祝詞をあげてお祓いをし、供物をして長命を祈ったのは誰のためか、お前のためなのだよ。」 ながからぬ命のほどに忘…