天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-03-26から1日間の記事一覧

命の歌(3/17)

恋しきに命をかふるものならばしにはやすくぞ有るべかりける 古今集・読人しらず *「この恋しい気持と我が命を換えることができるなら、命を失う死のほうがずっとた易いものなんだなあ。」という。 年をへてあひみる人のわかれには惜しきものこそ命なりけれ…