天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-03-27から1日間の記事一覧

命の歌(4/17)

哀れとも君だにいはば恋ひわびて死なむ命も惜しからなくに 拾遺集・源 経基 惜しからぬ命や更に延びぬらむをはりの煙しむる野べにて 拾遺集・清原元輔 *詞書として「神明寺の邊に無常所まうけて侍りけるがいとおもしろく侍りければ」がある。 無常所とは墓…