天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-03-29から1日間の記事一覧

命の歌(6/17)

なにか厭ふよもながらへじさのみやは憂きに堪へたる命なるべき 新古今集・殷富門院大輔 *「あなた、どうしてそうあたしを嫌うの? あたしとても長くは生きていないでしょうよ。だっていつまでもこんな辛さに堪えていられないんだもの」(田辺聖子訳) 草の…