天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-03-30から1日間の記事一覧

命の歌(7/17)

命さへあらば見つべき身のはてをしのばむ人のなきぞかなしき 新古今集・和泉式部 *「命さえあれば亡き私を見届けることは誰にもできるが、思い出して懐かしんでくれる人は誰もいない、それが悲しく思われる。」(新日本古典文学大系) 昨日まで逢ふにしかへ…