冬の岬漕ぎたむ舟にくだちゆくぶあつき闇に貌つつまれぬ 前登志夫 *漕ぎたむ: 漕ぎまわる。 くだちゆく: 衰えてゆく。 冬の岬の明方の闇を描いているのだろうか。 船渠(ドツク)の船の傷ことごとく塗られゆく不安なる平和なれど續けよ 塚本邦雄 縹緲と広き…
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