傷多き鞄をさげし集金夫と待ちをりおくれて着くといふ汽車を 真鍋美恵子 野火のけむり汽車の窓より入りくれば風になりたる母と思ふも 大塚陽子 夜汽車っこさア帰るべし微かなるうす血の翳(かげ)り土を嗅ぎわけ 小嵐九八郎 *小嵐九八郎は、秋田県能代市出身…
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