天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-06-12から1日間の記事一覧

恋(2/13)

馬場あき子『日本の恋の歌』(角川学芸出版)〜貴公子たちの恋〜、 〜恋する黒髪〜 の二冊が参考になる。後者のあとがきにある、次の一節が興味深い。 「恋の歌の世界で独特の発達をとげたのは比喩で、その多彩さは目をみはるばかりである。」 防人(さきもり…