天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-06-15から1日間の記事一覧

恋(5/13)

敷きしのぶ床だにたへぬ涙にも恋はくちせぬものにぞありける 千載集・藤原俊成 *「敷きしのぶの床は、大量の涙には耐えきれず朽ちてしまうが、恋は違っていつまでも涙で朽ちないものであったよ。」 厭はるるその由縁(ゆかり)にていかなれば恋は我が身を離れ…