天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-06-16から1日間の記事一覧

恋(6/13)

ややありてふたたびもとの闇となる花火に似たる恋とおもひぬ 吉井 勇 *上句は花火にかかる序詞。言いたいことは下句。 忍ぶ恋見ぬ恋恋のあはれさのかずかずを取り集めたる恋 吉井 勇 *「恋」のリフレイン。あわれさで恋を分類できるのかも。 赤き色のマツ…