天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-07-24から1日間の記事一覧

諷刺(5/10)

歌壇名簿にわが名洩れしは鬼籍にも入れられしかと某女さわげり 岩田 正 真夜中の無人工場ロボットがロボットを作る音の不気味さ 大平勇次 *結句「音の不気味さ」が効いている。 言語二種喋れるやうな気になりて白梅紅梅の林を出づる 大森益雄 こらへ性なき…