天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-08-06から1日間の記事一覧

短歌における表記の効用(3/8)

◆ひらがな、カタカナ 3/4 部分義歯の装填をしてわがからだ冬晴れの中をあゆまむとする 『梨の花』 久しぶりにぱちんこすれどわづかなる高揚もすでになくなりてをり 処方箋もらひて帰るみちのべに枝垂れざくらはさそふがごとし 春宵一刻値千金のいまなれど消…