天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-08-11から1日間の記事一覧

短歌における表記の効用(6/8)

◆漢字の読み・ふりがな 2/3 什麼生(そもさん)といふが如くに青蛙芋の葉に居るゆふまぐれどき 『静物』 伸びあがりバケツのなかに没したり渠(かれ)のあたまの小さくもあるか *渠(かれ)=この歌では、指示代名詞。それ、かれ(第三人称の代名詞)。 だらしな…