天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-08-28から1日間の記事一覧

身体の部分を詠むー骨(2/4)

唯一なるねがひにみ骨わかち埋む信濃の村の親のおくつき 窪田章一郎 *おくつき: 奥津城と書き、神道のお墓を意味する。仏教では「○○家之墓」と書くが、神道では「○○家奥津城」「○○家奥都城」と書かれる。 頭(かうべ)無きみ骨を持ちてかへり来ぬ君が妻子に…