天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-09-02から1日間の記事一覧

身体の部分を詠むー目(2/9)

あめの下芽ぐむ草木の目もはるにかぎりもしらぬ御代の末々 新古今集・式子内親王 *「天の下、春雨の恵みのもとで草木の芽が、目も遥か限りなく続き、、わが君の御代は末々まで限りなく続くでしょう。」 大空を眺めてぞ暮す吹く風の音はすれども目にし見えね…