天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-09-12から1日間の記事一覧

身体の部分を詠むー肩(2/2)

肩厚きを母に言ふべしかのユダも血の逆巻ける肉を持ちしと 春日井建 *なんとも難解。歌の背景を知りたい。 蝶の粉を裸の肩にまぶしゐたりわれは戦火に染む空の下 春日井建 *上句の目的は、裸の肩が冷えないようにするためであったのか? 不可解。 荒あらと…