天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-09-22から1日間の記事一覧

身体の部分を詠むー脳(2/2)

物忘れひどくなりたるわが脳を嘆けどかくてしばし生きゐん 佐藤志満 半球(ヘミスフィア)子の脳葉をほつほつと照らしそめけむ<ことば>の星は 坂井修一 * 脳葉(のうよう): 大脳の解剖学的に区分けされた領域。目立つ脳溝を境界として、前頭葉、側頭葉、頭…