天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-09-26から1日間の記事一覧

身体の部分を詠むー額(1/2)

ひたい、ぬか。「額づく」は、拝礼すること。 相思はぬ人を思ふは大寺の餓鬼(がき)の後(しりへ)に額づくがごと 万葉集・笠 女郎 *笠女郎が大伴家持に贈った二十四首の相聞歌のうちの一首で有名。 この額(ひたひ)ただ拳銃(ぴすとる)の銃口(つつぐち)を当つる…