天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-10-22から1日間の記事一覧

人・人間を詠む(4/7)

けふはもし人もや我を思ひ出づる我も常より人の恋しき 風雅集・永福門院 *「今日はもしかしたら、あの人も私のことを思い出しているのではないかしら。私も、いつもよりあの人のことが恋しく思われる。」 人影を雪間に遠く見出でつつわが訪はるるに定めてぞ…