秋草の道に久しき夕あかりここすぎてゆく人の吉凶 岡部桂一郎 人はみな悲しみの器(うつは)。頭(づ)を垂りて心ただよふ夜の電車に 岡野弘彦 夕かぜのさむきひびきにおもふかな伊万里の皿の藍いろの人 玉城 徹 さくらばな陽に泡立つを目守(まも)りゐるこの冥き…
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