天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-11-07から1日間の記事一覧

旅を詠む(1/6)

旅に抱く感情は、時代によって変遷している。古典和歌の時代は、旅を苦しいものと感じる傾向が一般的であり、人生と重ねてみることも多い。時代が進んで、物見遊山の余裕が出てくると悲壮感は薄まってくる。旅の語源には、「たどる日」「他日(たび)」「外…