桐の葉に包みとらへし蛾を殺すをみなの指とおこなひを見つ 橋本徳寿 人々の噂を好むをみな子の中に交りてしばらく愉(たの)し 山下陸奥 うつしみは香をともなふと思ふときかなしきまでにちかし処女は 上田三四二 *うつしみ: 現し身(現在生きている身) 処…
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