奈良の旅 五首 山椒とたらの芽添へて香り立つ鯛のあら煮に酌む吟醸酒 旅先の奈良の宵闇やるせなし一万円をパチンコに擦る 手の指の欠けてかなしき阿修羅像春のあしたに顔あかく立つ 春雨に松の落ち葉のあからめる庭を通りてゆく戒壇院 時の塵かぶりて白き四…
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