天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2022-01-25から1日間の記事一覧

わが歌集からー旅(5/7)

古都に遊ぶ 八首 紋様の定かならざる曼陀羅も国宝なれば尊びて見る 当麻寺(たいまでら)浄土の庭に口づさむ大津皇子の雲隠(くもがく)りの歌 *雲隠(くもがく)りの歌とは、次の有名な歌。 「うつそみの人にあるわれや明日よりは二上山を弟背とわが見む」 大伯…