朝光の及ばむとする葉の蔭にゆづるはの実の黒きむらさき 倒れにし大き銀杏の切れ端を木霊やどると買ふ初詣 若宮の横に立ちたる柏槇はピサの斜塔のほども傾く 母を呼ぶ声のかぼそき北上の津波の跡にさくら咲き出づ 大いなる津波に耐へてのこりたる一本松は根…
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